庶民のための中古車オークション

一般個人が利用できるyahooオークションなどで個人売買をする方はどんどん増えています。誰にでも理解が可能なシステム展開はIT技術の発展により様々なメリットを生んだのです。IT技術はあらゆる無駄を排除しにこの世界に降りた神の業のように見えます。従来、中古車の取引は業者を介したオークションが主流で、プロでなければそれを良しとしない風潮が存在していたのです。中古車業界から見る私たち一般個人はエンドユーザーです。中古車を手に入れるためには最低2か所の流通ポイントの通過が必要とされるのです。最初に売られた中古車の値段が原価とすれば、業者間オークションで競り落とされる金額には利益が加算されているのが通常で、それを買い取った中古車販売業者は最終的なエンドユーザーである私たちに自分の利益を加算して引き渡すわけです。もし、業者間中古車オ−クションのようなものが直接私たち個人に利用できるとすれば、消費者である私たちのメリットは素晴らしい満足に値するものとなることでしょう。ネットの普及による情報化はあらゆる面で効果をもたらし、物流はその真意に迫りつつ有る状況と見ることも出来ます。個人が利用できる中古車のオークションはトラブルがつきものであるという最悪の事例は、消費者ニーズの高まりにより少しづつ改善されているように見えることも有ります。中古車と言う難物は無駄の排除に余念が無い人間たちの力によって日に日にその進化の速度を早め、あらゆる安全を網羅した中古車オークションが個人の手に委ねられるのはそう遠い未来の話ではないのかもしれません。

今後の中古車オークション

バブル崩壊後、新車中古車とも国内の自動車業界は低迷の一途をたどっているのですが2007年オートオークションの出品ベースで過去最高になったことがわかりました。長期在庫車のオークション出品が流通量を支えた一方で、非常に好調な輸出向け中古車成約率の増加が要因と思われます。しかし、このまま、国内の市場の不調が続くのであれば今後も中古車の流通量も低下していくものと見るのが普通と考えられます。今後はいかに中古車の輸出事情が伸びを見せるかがカギを握っていると思われます。平成17年式のランクルや、ランドクルーザーバンが新車の金額を上回る金額で落札されたりしています。これも中古車輸出向けならではの現象といえましょう。パキスタンでは新車よりも平成17年式がねらい目だといわれています。関税が50%も安くなるためだといわれています。同国のバイヤーによると、平成17年4月までのトヨタ車なら乗用車でも需要は高いといわれています。アジア、オセアニア圏や、ロシアなどでは日本の中古車の需要はさらに増加されるとみられ、輸送時間や費用の面を克服さえすれば必ず売れるというアフリカ圏など市場の広がりは未知の可能性を持っています。このように、中古車の輸出は、輸出国の年式規制、月によっても価格は大きく変わってきますが国内オークションでは見られない相場展開も見逃せないところです。以前は安ければ何でも売れましたが今は中古車も吟味されるようになってきましたがもうしばらくの間は輸出部門がこの業界を支えることとなるでしょう。

今後の中古車オークションの展望

中古車オークションとは、全国のディーラーや中古車店、買取専門店等が利用する車の卸売市場のことです。専門の業者が利用する市場ですので、個人の売買とは違います。中古車オークションは、参加資格を持つプロの中古車業者のみで行われています。しかし、オークション会社と、参加資格のない個人の間を仲介する業者が現れました。そのことをオークション代行といいます。オークション代行業者に手数料を支払うことで、中古車の業者卸価格での購入、売却を手伝ってもらえます。通常の中古車販売店と比べて中間マージンが少なく、安く購入することができます。車を売りたい場合も、個人に代わって車を直接オークション会場に出品し、納得できる価格での落札を目指します。落札価格から出品に必要な手数料と費用を差し引きした金額が車の売却代金になります。オークション出品代行のデメリットとして、輸入車、修復歴車、不人気車、過走行車などの条件によっては、オークションで売り渡すのが厳しいという車もあります。また、ある程度人気がある車であっても、オークション出品日に、たまたま欲しい業者がいない場合は、見込んでいた通りの金額が提示されないケースもあります。今後の中古車オークションの展望ですが、これまでは、オークション会場の広大な敷地に、業者が売りたい車を実際に運搬し、買いたい車を落札するためにオークション会場まで足を運ぶ必要がありました。売り手、買い手の双方に多大な負担が掛かりました。今後は、中古車の現物ではなく、情報を流通させることで、事務所に居ながらにして売買を可能にする業者間の中古車ネットワークオークションのシステムが発展すると考えられます。

オートオークに見るこれからの中古車オークション

中古車オークションは、参加資格のある業者しか参加し入札できないのですが、代行でオークションに参加する業者が出てきました。例えばオートオークでは車を購入したいときに、前日に中古車オークションの出品車のリストを送ってくれます。オークション当日の朝までに希望の車を決めて連絡をすると、携帯メールで画像での希望中古車情報などを送付してくれます。セリに参加することを決めたら、オートオークが実際の車に乗ってさらに画像を送ってくれます。そして落札上限希望金額を決定し、オートオークに伝え、その価格以下であれば落札となるのです。落札できた場合は、車の代金と消費税、落札手数料と、オークション代行代52500円を足した額がオートオークへの支払必要額になります。登録手続きや整備、納車は購入者本人が行うことになります。一般中古車業者での購入よりも費用をぐっと抑えることができるのが特徴です。売却の場合も、オークション代行手数料31500円と、出品料9450円、成約料9975円、そして陸送費用が必要になりますが、落札価格のほか、消費税やリサイクル預託金、残り自動車税も受け取ることができます。消費税は国に対して支払うものですが、3000万円以下の売り上げの場合、支払う必要がありません。売却者は個人なので、消費税分プラスになるのです。オートオークでは希望落札額を決めることができるので、オークションで希望額以下で落札されることはありません。このように中古車購入の際も、売却の際も価格面でメリットの大きいオートオークのような業者の参入が今後増えていくかもしれません。

中古車オークションの今後

中古車のオークションは70年代からはじまりました。それ以前は、戦後の経済復興から新車中心で新車ディーラーが自社で販売しきれない下取り車を中古車販売業者に流していました。流通の仕組みが整っていないことや市場の主導権を新車ディーラーが握っていましたが、中古車部門に力を注いでいないこともあり、中古車は下にみられていました。しかし、70年代から同業者間での在庫交換にオークション形式を取り入れ、中古車取引が各地で行われるようになりました。80年代になる大規模な現車オークションやインターネットを使ってのネットオークションなどが行われるようになりました。中古車のオークションによる市場が安定したため「中古買取専門店」という新しい業務形態も生まれました。90年代後半になると新車から中古車へ需要がシフトしたことが追い風となって中古車市場はさらに大きく拡大したのです。現在では現車オークション、衛星オークション、インターネットオークションがあります。時間が短縮できるようになったり、会場に行かなくても参加できる、セリの状況をリアルタイムで確認できるなどの利点がふえました。しかし、現車を見ないためのトラブルも起こるため、品質検査体制に力を入れたり、下見代行サービスを実施するなどして対策を立てています。中古車オークションはさらに進化していくものと思われていましたが、2013年2月に特定商取引法の一部改正で中古車の訪問買取に規制がかかるかもしれなくなりました。もしも、中古車も対象になるようであればオークションにもかなりの影響がでることでしょう。オークション市場はまた新しい変化を遂げることになるといえます。

中古車オークションは価値の本質を問う

個人がオークションを利用して自分の物を売ることは一般的なことになりつつあります。購入した物が、今売るといくらになりますよと個人に向けたメッセージのように出てくるショッピングサイトがあるほどです。中古車オークションは、それが車と言う少しばかり厄介で大きなものであることを除けば他の物と大きな変わりは無いようにも見えます。危険な乗り物にもなる車は売り買いの際、その内容についてはチェックが厳しいですし、譲渡などの手続きも面倒です。しかし、それを中古車オークション代行業者に依頼すればお金がかかるので自分で出来るのならば大変でもやった方が断然お得なのです。それは人を介すことによる無駄を極力排除するような流れとも見ることができます。考えてみれば、物の流通には何か所も通過地点が存在します。その通過地点を通らなければもっと安く手に入れることも高く売ることも可能なのです。中古車オークションを利用して車を売る方は、その中間マージンを削ることで自分の車の価値を守ることができますし、買う方はそのものズバリの価値でそれを手にすることができるのです。時代は今、物事の本質に迫ってきていると見ることができます。使用済みのものは溜まるか、捨てるの時代では無くなったようです。利用価値のある物は誰かに必要とされる可能性も大いに有るのです。その循環を上手く行うことはすなわちエコと言うことになります。シンプルな流通は価値の本質を問うことです。中古車オークションは今後さらに活発になることも予想され、そのシステムも次第に進化していくこととなるでしょう。